藤井快選手はTEAM auに所属する、スポーツクライミングのプロクライマーです。
代表選考のルールが変わり、東京オリンピックへの出場はかないませんでしたが、パリ2024オリンピックを目指しリスタートし、さっそくモスクワで開催された世界選手権で優勝しました。
藤井快選手の身長体重経歴プロフィール、ご両親、会社員クライマーと妻は最高の理解者、主な成績とパリを目指すなどについて調べてみました。
詳しく調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
藤井快(ボルダリング)身長体重経歴プロフィール?
氏名:藤井快(ふじい こころ)
生年月日:1992年11月30日
出身地:静岡県浜松市
出身中学校:浜松日体中学校
出身高等学校:浜松日体高等学校
出身大学:中京大学
所属:TEAM au
藤井快選手の画像①
藤井快選手は浜松日体中学校に入り、山岳部の顧問のもとでスポーツクライミングを始めました。
学校の体育館裏には、クライミングウォールが設置されていて、浜松日体高等学校を卒業するまでの6年間、練習に明け暮れました。
続いては、藤井快選手のご両親について調べてみました。
藤井快(ボルダリング)の両親(父母)の職業は?
ほとんどの場合、一流のアスリートのご両親はスポーツ経験者であることが多いので調べてみました。
しかし、ネット上にそのような情報は全くありませんでした。
唯一あった情報は、次のようなものでした。
藤井快選手は、親の転勤があり中学校までの間に、浜松から沼津、そしてまた浜松へ引っ越したようです。
実家のご両親について、藤井快選手は「いい距離感で応援してくれるので、すごく助かってる」と語っています。
ご両親はあまり表に出たがらない方なのかもしれませんね。
しかし、藤井快選手がパリ2024オリンピックに出場することになれば、ご両親もメディアの取材を受けてくれるかもしれません。また情報が見つかれば追記したいと思います。
続いては、藤井快選手の会社員クライマーと妻は最高の理解者ついて調べてみました。
藤井快(ボルダリング)が会社員クライマーは?妻は最高の理解者?
藤井快選手は中京大学を卒業後、東京都内のスポーツジム「B-PUNPTOKYO秋葉原」に就職し、「会社員クライマー」として活動を続けました。
2017年には同じ会社の社員の沙季さんと結婚し、W杯など国際大会のために世界を飛び回りながら、生活のため大会前日に残業もこなすこともありました。
ついに!
入籍しましたー。 pic.twitter.com/ayA5Ni4zWe— 藤井 こころ (@ClimberHeart) March 13, 2017
沙季さんは鍼灸師の資格を持っていて、藤井快選手の体のケアを徹底的にサポートしています。藤井快選手が好成績を残している裏には、沙季さんの存在が大きいのです。
2018年のアジア競技会では、予選初日スピードで17位と出遅れ、午後はフィットネスジムでコンディション調整を行いました。
2日目ボルダリングでは6位と、上位6人で争われる決勝進出が危ぶまれました。
そして選手村に戻ると、沙季さんからの電話で試合までの過ごし方について指摘がありました。
妻の指摘を受け入れ、藤井快選手は体を動かしたい気持ちを抑え、部屋の中でストレッチなどの軽めの調整を行い、体を休めることに集中しました。
すると翌日のリードでは完登して2位に食い込み、その勢いのまま、決勝では銀メダルを獲得しました。
藤井快選手にとって、沙季さんは奥様そして仕事のパートナーとして、最高の理解者ということですね。
昨年はお嬢さんが誕生し、藤井快選手は公私ともに充実の毎日を過ごしています。
続いては、藤井快選手のプロクライマーとTEAM auについて調べてみました。
藤井快(ボルダリング)がプロクライマーに?TEAM auとは?
藤井快選手は2021年になり、「プロクライマー」として活動することを決意しました。
決意した理由を、藤井快選手は「いま全てを出し切っているわけではないので、残り少ない競技人生で後悔したくない」と語っています。
プロ転向の初戦、2021年1月に行われたボルダリングジャパンカップでは、3年ぶり4度目の優勝を果たしました。東京オリンピック代表からは外れましたが、28歳の意地を見せました。
藤井快選手の画像③
藤井快選手はTEAM auに所属しています。
TEAM auは、日本におけるスポーツクライミングを、子供から大人まで多くの人が楽しめる、メジャーなスポーツとして発展・普及させることを目指しています。
TEAM auの選手画像
藤井快選手以外にも世界の頂点を狙う、楢﨑智亜選手、野口啓代選手、楢﨑明智選手、伊藤ふたば選手など実力あるクライマーが多く所属しています。
東京2020オリンピックのスポーツクライミングでは、楢﨑智亜選手は4位と惜しくもメダルを逃しましたが、野口啓代選手は銅メダルを獲得しました。
競技人生を終える野口啓代選手は、「五輪ではどうしてもメダルが欲しかった。金メダルには届かなかったけど特別なメダル。生萌と一緒に表彰台に登れて良かった」と語りました。
続いては、藤井快選手の主な成績とパリを目指すについて調べてみました。
藤井快(ボルダリング)主な成績は?パリを目指す?
藤井快選手は、中学に入ってからスポーツクライミングを始め、2008年高校1年生からは国内のさまざまな大会に出場し、競技人生をスタートさせました。
高校時代の主な成績を紹介します。
2008年6月(高校1年生) | 第22回リード・ジャパンアップ | 竹田(日本) | 男子リード・20位 |
2009年3月(高校1年生) |
JFAユース選手権2009 |
千葉(日本) | ユースA男子 リード・6位 |
2010年3月(高校2年生) |
JFAユース選手権2010 |
印西(日本) | ジュニア男子 リード・5位 |
2010年8月(高校2年生) |
第13回JOCジュニアオリンピックカップ大会 |
南砺(日本) |
ジュニア男子 リード・3位 |
2010年9月(高校2年生) |
IFSC世界ユース選手権 エディンバラ 2010 |
エディンバラ(イギリス) |
ジュニア男子リード・9位 |
2011年5月(高校3年生) |
JFAユース選手権2011 |
印西(日本) | ジュニア男子 リード・4位 |
2011年8月(高校3年生) |
第14回JOCジュニアオリンピックカップ大会 |
南砺(日本) |
ジュニア男子 リード・3位 |
藤井快選手は多くの国内大会に出場し、2010年高校2年生では世界大会も経験し、世界のトップクライマーとして駆け上がって行きました。
藤井快選手の大学以降の主な成績を紹介します。
2014年8月 |
IFSC クライミング・世界選手権 ミュンヘン 2014 |
ドイツ ミュンヘン | ボルダリング・27位 |
2015年11月 |
IFSC クライミング・アジア選手権 寧波 2015 |
寧波(中国) | ボルダリング・5位 |
2016年1月 |
第11回ボルダリングジャパンカップ |
加須(日本) |
ボルダリング・優勝 |
2017年1月 |
第12回ボルダリングジャパンカップ |
渋谷(日本) |
ボルダリング・優勝 |
2018年1月 |
第13回ボルダリングジャパンカップ |
世田谷(日本) |
ボルダリング・優勝 |
2019年11月 |
IFSC クライミング・アジア選手権 ボゴール 2019 |
ボゴール(インドネシア) | リード1位/ボルダリング2位/スピード24位/複合1位 |
2019年3月 |
第32回リードジャパンカップ |
印西(日本) | 男子リード・優勝 |
2021年1月 |
第16回ボルダリングジャパンカップ |
世田谷(日本) | 男子ボルダリング・優勝 |
藤井快選手はこれだけの成績を残しながら、代表選考ルールの変更により、東京オリンピック出場はかないませんでした。藤井快選手は気持ちを切り替え、3年後のパリを目指しリスタートしました。
藤井快(ボルダリング)経歴プロフィール!両親(父母)の職業は?まとめ
藤井快選手は中学で入部した山岳部でスポーツクライミングに出会い、急激にその才能を開花させ、世界のトップレベルまで上り詰めました。
東京オリンピックでは果たせなかった夢を、パリオリンピックで叶えて欲しいと願います。
藤井快選手の益々の活躍を期待しております。
最後までご覧いただき有難うございました。
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