代木大和選手は今年の春の選抜高校野球で、各プロ野球球団スカウトが最も注目している明徳義塾高校の投手です。
昨年秋に行われた高知県大会決勝では高知高校と激戦を繰り広げ、12回1対1の再試合となり、翌々日行われた試合も一人で投げ切り明徳義塾高校の優勝に貢献しました。
代木大和選手の経歴プロフィールや身長体重、特徴、カットボール、二刀流、目標は大谷翔平選手、スカウトの評価、高校での主な成績などを調べてみました。
詳しく調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
代木大和(明徳義塾)の経歴プロフィールや身長体重は?
生年月日:2003年9月8日
出身地:愛媛県四国中央市
身長:184cm
体重:83kg
投打:左投左打
ポジション:ピッチャー
小学校:四国中央市立南小学校
所属:金田少年野球クラブ
中学校:四国中央市立川之江南中学校
所属:川之江ボーイズ
高等学校:明徳義塾高等学校
代木大和選手の名前の読み方は、「しろき やまと」さんです。
名字由来netによると、「代木さん」という姓は全国順位43,090位、全国で50名と非常に珍しいことがわかりました。
広島県が20人、愛媛県が20人、神奈川県・島根県・兵庫県がそれぞれ10人となっています。
代木大和選手の画像①
代木大和選手の父親も元野球選手で、代木大和選手は小学1年生から金田少年野球クラブで軟式野球を始めました。
代木大和選手は父親譲りの184cm、83kgという恵まれた体形をしています。
ほとんどの優れたアスリートはご両親からすぐれた身体能力を受け継いでいます。代木大和選手もご両親から受け継いだわけです。
小学中学は地元の学校に通い、高校は地元を離れ高知県の明徳義塾高校に進みました。
続いては、代木大和選手の特徴、カットボールについて調べてみました。
代木大和(明徳義塾)の特徴は?カットボール!
代木大和選手は184cmという長身から、ノーワインドアップでクロス気味に左ひじを柔らかく使い、無理のない腕の振りで最速139キロのストレートとスライダー、カーブ、カットボールを投げ分けます。
代木大和選手の一番の特徴はカットボールです。
カットボールとは、ストレートとほぼ変わらない球速で、打者の手元でボール1つ分程度鋭く変化するボールです。正式には「カット・ファーストボール」という名称で、「高速スライダー」や「マッスラ」などと呼ばれることもあります。
代木大和選手は、カットボールを130キロ前後でストレートと球速差が少なく、ストレートと同じフォームで投げ分けることができます。
打者にとってクリーンヒットするのがとても難しくなります。
特に代木大和選手は右打者の内角への出し入れが抜群にうまく、打者は翻弄されてしまいます。
代木大和選手の投球動画を紹介します。
打者はとても苦労していて、代木大和選手は次々と三振を奪っています。
代木大和選手は184cmという上背を上手く利用し、球速だけに頼らず様々な球種で打者に的を絞らせない投球を行っています。
時折抜けるボールもありますが、コースを投げ分け変化球は低めに制球されています。
代木大和選手の投球を見ていると高校生とは思えぬ投球術があり、今後の成長が大いに期待できます。
続いては、代木大和選手の二刀流、目標は大谷翔平選手について調べてみました。
代木大和(明徳義塾)の二刀流とは?目標は大谷翔平選手!
代木大和選手が本格派左腕として注目を浴びていることは間違いないのですが、左の強打者としても期待されています。
代木大和選手自身も高校での目標として、「二刀流」としてメジャーで活躍する大谷翔平選手を上げています。
大谷翔平選手の画像
明徳義塾高校の馬淵監督も「四番を打つ力がある」とバッティングにも期待を寄せています。
代木大和選手はプロの世界に入るタイミングで、「二刀流」か「投手」のどちらかを選択することになると思います。
代木大和選手は器用な選手だと思いますので、「二刀流」を目指してもよいと思います。
続いては、代木大和選手のスカウトの評価について調べてみました。
代木大和(明徳義塾)のスカウト評価は?
代木大和選手はスカウトから「切磋琢磨して、大きく育ってほしい。」と将来性が高く評価されています。
球速は140キロに満たないのですが、184cm、83kgという体格であれば今後の成長とともに球速アップが期待でき、将来性のある投手という評価です。
2020年は新型コロナ感染の影響で多くの公式戦が中止となり、代木大和選手の投球を見る機会が少なく、各球団のスカウトの評価はいまだ多くありません。
今年の春の選抜高校野球には多くのスカウトが集まり評価も増えると予想されます。またの機会に追記したいと思います。
続いては、代木大和選手の高校での主な成績について調べてみました。
代木大和(明徳義塾)の高校での主な成績は?
代木大和選手は地元の中学校を卒業後、高知県の野球の超強豪校である明徳義塾高校に進みました。
明徳義塾高校は甲子園の常連校で、次のような成績を残しています。
甲子園通算出場:33回 | 53勝32敗 |
春の甲子園 選抜高校野球出場:15回 | 24勝16敗
ベスト4 :2回 ベスト8 :5回 |
夏の甲子園 全国高校野球選手権大会出場:17回 | 29勝16敗
優勝:1回 ベスト4:3回 |
代木大和選手は入学した1年生春から背番号20でベンチ入りし、早々4月に練習試合で登板し最速139キロをマークしました。
夏の甲子園はメンバー外となりましたが、秋の神宮大会では準々決勝の中京大中京高校戦で先発登板し、予定の3回を4安打2三振2失点に抑えましたが、チームは0-8で敗れました。
代木大和選手の画像②
2年生の夏の予選では1試合先発を務め、新型コロナ感染症で交流戦となった鳥取城北高校戦では、8回表1死1・3塁の場面でリリーフ投手として登板し、6-5の逆転勝ちを呼び込む粘投を演じました。
2年生秋の新チームでは、制球重視で臨み県大会優勝、続く四国大会も優勝を飾り、春の甲子園出場を確定的なものにしました。
このシーズンは全8戦中7試合を投げ、62回10四死球54奪三振、4完封4失点、防御率0.57という好成績を残しました。
県決勝となった高知高校戦では、最速151キロの右腕森木大智選手と投げ合い、延長12回1対1引き分け再試合となり、翌々日行われた試合でも9回5安打2四死球、8奪三振で6対0の完封の好投を披露しました。
この試合で投げあった森木大智選手は、高知高校に入学した1年生春の四国大会高知商業高校戦で登板し、最速147キロを出した豪速球投手です。
森木大智選手はセ・パ6球団のスカウトからも高い評価を受けています。
同世代で全くタイプの異なる代木大和選手と森木大智選手が、今後もいろいろな場面で戦うことがあるかもしれません。
良きライバルとして二人がますます成長し戦う姿を期待したいと思います。
代木大和(明徳義塾)経歴や身長体重は?特徴やスカウト評価まとめ!
県大会そして四国大会で素晴らしい成績を残した代木大和選手の春の甲子園での活躍が楽しみです。
代木大和選手の益々の活躍を期待しております。
最後までご覧いただき有難うございました。
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