前川右京選手は強豪智弁学園の野球選手で、左の大砲と高く評価され、今年のドラフトの目玉と期待されています。
前川右京選手は1年時からクリーンナップを打ち、3年生となった今年春の甲子園で優勝を狙っています。
前川右京選手の経歴プロフィールや身長体重、特徴、長打力・バットコントロール、スカウト評価、チームメイト、兄と異なる智弁学園を選んだわけ、智弁学園での主な成績などを調べてみました。
詳しく調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
前川右京(智弁)経歴プロフィールや身長体重は?
生年月日:2003年
出身地:三重県津市
身長:177cm
体重:88kg
投打:左投左打
ポジション:外野手、一塁手
小学校:津市立白塚小学校
所属チーム:白塚バッファローズ
中学校:津市立市身田中学校
所属チーム:津ボーイズ
高等学校:智弁学園高等学校
前川右京選手は三重県津市の出身で、中学校までは地元の学校に通っていました。
前川右京選手の画像①
前川右京選手は小学校2年生の時に、地元の白塚バッファローズに入りソフトボールを始めました。
前川右京選手には2歳年上の兄夏輝さんがいます。夏輝さんに入団の誘いがあったのですが、弟の前川右京選手が「やりたい!」と入団したのです。
小学校2年生で入団を決意したという、強い意思を持っているのも優れたアスリートの証明なのだと思います。
続いては、前川右京選手の特徴、長打力・バットコントロールについて調べてみました。
前川右京(智弁)の特徴は?長打力・バットコントロール!
前川右京選手の特徴は、鋭いフルスイングから放たれる長打力です。
智弁学園の小坂将商監督は前川右京選手について「飛距離やパワーは当時の岡本和真よりも上」とコメントしています。
岡本和真さんも智弁学園の出身で、2014年読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け、現在はジャイアンツの4番バッターとして活躍しています。
まずは前川右京選手の高校1年生の時のスイング動画を紹介します。
動画中の55秒と1分45秒付近でホームランを放っています。
やや体制を崩されながらもホームランとなっています。
さらにバットコントロールの巧さも秀でています。
ストレート、変化球、内角、外角などさまざまなボールにうまく対応できています。
一方ボールの見極めについては課題もあります。
前川右京選手はバットコントロールの巧さという技術があり、さまざまなボールに対応できるため、難しいボールにも手を出してしまいがちなところがあります。
難しいボールを見逃せば、さらにホームランも出塁率も増えると見られています。
長打力とバットコントロールを両立させて、ホームランと打率を上げることの難しさを痛感します。
前川右京選手には、ぜひその難しい課題にチャレンジしてもらいたいと思います。
続いては、前川右京選手のスカウト評価、チ-ムメイトについて調べてみました。
前川右京(智弁)のスカウト評価?チームメイトは?
前川右京選手は左の強打者として今年のドラフトの目玉と注目されています。
阪神の山本スカウトは、「スイングも打球も速い。高校生トップクラスの左バッター」と評価しています。
前川右京選手の画像②
2019年は新型コロナの影響で試合数が少なく、スカウトの評価も難しいところがあるようです。
春の甲子園では多くのスカウトが集まるでしょうし、前川右京選手への評価も多くなると推測されます。
またの機会に追記したいと思います。
智弁学園には、他にもスカウトが注目する選手がいます。
入学直後から公式戦のマウンドに立ち甲子園も経験した2枚看板、小畠一心選手、西村王雅選手の両投手です。
さらに、主将でサードを守る山下陽輔選手です。
前川右京選手はこれらのチームメイトと、2016年春以来となる智弁学園の甲子園優勝を目指しています。
今年のドラフトで智弁学園から何人の選手が指名されるか楽しみです。
続いては、前川右京選手の兄と異なる智弁学園を選んだわけについて調べてみました。
前川右京(智弁)が兄と異なる智弁学園を選んだわけ?
前川右京選手は地元の中学を卒業後、奈良県の智弁学園に進みました。
2歳年上の兄夏輝さんは、地元三重県の津田学園の4番打者として活躍していましたが、前川右京選手は兄夏輝さんと異なる智弁学園を選びました。
前川右京選手と兄夏輝さんの画像
前川右京選手は「兄がいる学校に進んでしまうと、兄に甘えてしまうんじゃないかと思って。だから県外で厳しいところに進もうと思いました」と語っています。
さらに前川右京選手は「智辯学園さんが一番プロに行きやすくて環境も整っていると聞いたので、入学させていただきました。実際に入学してみて、環境だけではなく、指導者の方々も素晴らしい人たちで、改めて智辯学園に来てよかったと実感しています」とも語っています。
兄夏輝さんは高校卒業後社会人野球のJR西日本に進み日本一を目指しています。
前川右京選手は兄弟でありライバルである兄夏輝さんと異なる道に進むことで、さらなるレベルアップそしてプロを目指しています。
続いては、前川右京選手の智弁学園での主な成績について調べてみました。
前川右京(智弁)の智弁学園での主な成績は?
前川右京選手は智弁学園に入学した1年生の春からレギュラーを獲得しました。
1年生夏の奈良県大会では4番を打ち、13打数4安打5打点、打率3割8厘、8四球という成績で優勝に貢献しました。
1年生ながら四球が多く警戒されていたことがよくわかります。
甲子園では初戦で八戸学院光星と対戦しました。
前川右京選手は5打数2安打3打点と活躍しましたが、8対10で敗れました。
1年生秋の公式戦では4番ファーストで出場し、29打数17安打17打点、打率5割8分6厘、6本塁打という活躍で奈良県大会優勝そして近畿大会ベスト4となりました。
残念ながら2年生春の甲子園、夏の甲子園は新型コロナの影響で中止となりましたが、夏の甲子園高校野球交流試合では4番レフトで出場しました。
2020年中日にドラフト1位指名を受けた中京大中京の高橋宏斗投手と対戦し、3打数1安打1四球の成績を残しました。
2年生秋の公式戦には3番ライトで出場しました。
奈良県大会の決勝では、今年のドラフト1位候補と期待されている天理の達孝太投手から同点ホームランを放ちました。
近畿大会の決勝では、同じくドラフト候補と期待されている大阪桐蔭の関戸康介投手と対戦し、ダメ押しのホームランを放ち優勝に貢献しました。
前川右京選手はドラフト候補となる多くの投手と対戦し好成績を残しています。
本番でさらなる力が発揮できる選手なのだと推測します。
前川右京(智弁)経歴や身長体重は?特徴やスカウト評価まとめ!
前川右京選手の甲子園での活躍が楽しみです。そして、兄弟そろってプロ野球の世界で対戦する姿が実現すれば、プロ野球界もさらに盛り上がると思います。
前川右京選手の益々の活躍を期待しております。
最後までご覧いただき有難うございました。
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