2019年のバドミントン世界選手権で金メダルを獲得し、10月19日に炎の体育会TVにも出演したプサルラ選手。
これまであまり知られていなかったプサルラ選手の経歴や身長体重や年収を調べてみたところ、インド出身の24歳、179cmの高身長で年収が約6億円もあることがわかりました。
そんなプサルラ選手について、高い年収の理由や、プレイスタイルなども交えながらまとめてみましたので是非ご覧ください。
プサルラ(バドミントン)wiki経歴プロフィール
名前:シンドゥ・プサルラ(Pusarla Venkata Sindhu)
生年月日:1995年7月5日
年齢:24歳(2019年10月時点)
国籍:インド
出身地:テランガーナ州ハイデラバード県ハイデラバード
身長:179cm
体重:65kg
利き腕:右
種目:バドミントン女子シングルス(WS)
経歴
幼少期
プサルラ選手は1995年にインド南部のハイデラバードで生まれました。両親ともにバレーボールの選手で、父親は1986年のアジア大会で銅メダルを獲得したインド代表のメンバーでした。プサルラ選手の姉はハンドボール選手でしたが、プサルラ選手は2001年の全英オープンで優勝したパレラ・ゴピチャンドに憧れ、8歳でバドミントンを始めました。
ジュニア~ユースキャリア
プサルラ選手は2010年にメキシコで開催された世界ジュニア選手権ではベスト8に入りました。2012年に韓国で開催されたアジアユースU19選手権では優勝を果たしました。
シニアキャリア
プサルラ選手は優勝したアジアユースU19選手権と同年の12月にインドで開催されたサイード・モーディ国際で準優勝し、世界ランキングで15位に浮上し、注目される選手となりました。
2013年のマレーシア・マスターズでBWFグランプリ大会初優勝を飾り、同年8月に中国で開催された世界選手権では女子シングルスで銅メダルを獲得し、世界選手権の同種目でメダルを獲得した初のインド人となりました。
その後も世界選手権では2014年に銅メダル、2017年、2018年は銀メダルを獲得し、2019年のスイス大会では決勝で日本の奥原希望選手を破り念願の金メダルを獲得しました。
オリンピックでは、初出場となった2016年のリオデジャネイロオリンピックの女子シングルスで銀メダルを獲得しています。
プサルラ(バドミントン)の身長は?
プサルラ選手の身長は179cmです。この身長はバドミントン選手としても大きい方なのでしょうか。
2016年のリオデジャネイロオリンピック時点での世界ランキングトップ10の選手を身長別に並べるとこのようになります。
179cm プサルラ・シンドゥ(インド)
178cm ワン・イーハン(中国)
175cm スン・ジヒュン(韓国)
174cm リ・シュエルイ(中国)
172cm カロリナ・マリン(スペイン)
169cm ラチャノック・インタノン(タイ)
168cm ワン・シーシャン(中国)
166cm サイナ・ネワル(インド)
163cm タイ・ツーイン(台湾)
156cm 奥原希望(日本)
170cmオーバーの選手が多いですが、その中でもプサルラ選手が一番高身長です。
2017年の世界選手権の金メダリストである奥原希望選手と比較する一目瞭然です。
奥原選手の身長が156cmなので20cm以上も違います。奥原選手の身長でも金メダルが取れるぐらいですから、バドミントンでは必ずしも身長が高いからといって勝てるわけではありませんが、その身長が1つの武器になることも確かです。
プサルラ(バドミントン)の年収は?
世界選手権で優勝するほどのバドミントン選手であるプサルラ選手ですが、年収はどれくらいあるのでしょうか。
2019年発表の世界長者番付では女子アスリートの中で世界13位となる、550万ドル(約6億円)と発表されました。13位というのは女子バドミントン選手としては1位です。
ちなみに同番付の1位はテニスのセリーナ・ウィリアムズ選手で2920万ドル(約31億円)、日本のテニス選手である大阪なおみ選手が2430万ドル(約26億円)で第2位にランクインしています。
上位はテニス選手が占めており、15位までにランクインしたバドミントン選手はプサルラ選手ただ一人でした。
6億円という金額もすごいのですが、プサルラ選手は前年の同番付では女子アスリートの7位で850万ドル(約9億円)となっており、前年の方がさらに稼いでいたことがわかります。
プサルラ(バドミントン)はスポンサー収入がすごい?
2019年発表の世界長者番付では女子アスリートの中で世界13位、女子バドミントン選手としては世界1位となったプサルラ選手ですが、何故それだけの収入があるのでしょうか。
プサルラ選手は2019年の世界選手権で優勝しましたが、プサルラ選手と同程度の実績がある選手は他にもいます。
それにも関わらずプサルラ選手が年収で1位になれる理由にはスポンサー収入があります。
2019年のプサルラ選手の年収は550万ドルですが、その内訳は賞金が50万ドル、スポンサー収入が500万ドルとなっています。スポンサー収入が約90%も占めているのです。
同番付で同じく13位のテニスのマディソン・キーズが賞金250万ドル、スポンサー収入が300万ドルと、スポンサー収入が約50%となっており、プサルラ選手のスポンサー収入がどれだけ多いかがわかります。
このような割合となる理由は2つ推測されます。
1つはバドミントンの大会の賞金がテニスなどに比べると少ないことが挙げられます。
同番付の上位はテニス選手が占めており、その賞金額はほとんどの選手が100万ドル以上です。
そう考えると、テニスに比べ、バドミントンの賞金はかなり少ないのではないかと思われます。
そのためプサルラ選手の賞金額が少ないのは仕方ない部分もあります。
もう1つの理由はインドにはメジャースポーツでメダルや表彰台を争えるぐらいの選手が少ないことです。
世界レベルで戦えるアスリートが少なければその分スポンサーは集中しますよね。
そのため、国内のスポンサーがプサルラ選手に集中しているのではないかと推測されます。
プサルラ(バドミントン)の出身地は?
プサルラ選手の出身地はインドのテランガーナ州ハイデラバード県ハイデラバードです。
ハイデラバードはインド中南部のテランガーナ州ハイデラバード県の都市であり、テランガーナ州とアーンドラ・プラデーシュ州の州都も兼ねています。
プサルラ選手の出身地ハイデラバードの位置
プサルラ(バドミントン)のプレイスタイルは?
プサルラ選手のプレイスタイルの特徴はその体格を生かしたパワフルな攻撃です。
奥原希望選手のように小柄でも活躍できるバドミントンですが、やはり身長が高いとその分打点が高くなるため、角度のあるスマッシュが打てます。
プサルラ選手はその身長を活かし、鋭利なスマッシュで相手を圧倒するのが特徴です。
プサルラ(バドミントン)wiki経歴や身長体重は?年収や出身地も気になる!まとめ
2019年のバドミントン世界選手権で金メダルを獲得したプサルラ選手の経歴や身長体重、年収についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
プサルラ選手179cmの高身長を生かしたプレイスタイルで活躍し、約6億円という年収を得ていたことがわかっていただけたのではないでしょうか。
24歳とまだ若く、さらなる活躍が期待されるプサルラ選手のこれからが楽しみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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