宮坂七海選手は東京オリンピック・パラリンピックのクレー射撃で日本代表を目指している選手です。
生まれながら耳が聞こえず、眼から情報を得ることに優れた才能を持ち、剣道に出会ってさらに集中力が磨かれ、その集中力でクレー射撃に挑戦し、東京オリンピック・パラリンピック出場を目指しています。
宮坂七海選手の経歴出身地、大学や高校時代の成績などを調べてみました。
詳しく調べてみましたので、是非最後までご覧ください!
宮坂七海(クレー射撃)の経歴出身地プロフィールは?「ろう者」!
宮坂七海選手は「ろう者」耳が聞こえないという障害を持って生まれました。
小学校・中学校は「ろう学校」に通い、高校・大学は普通の学校に進んでいます。
続いては、宮坂七海選手の小学校・中学校時代と剣道との出会いについて調べてみました。
宮坂七海(クレー射撃)の小学校・中学校時代は?
宮坂七海選手は中学生まで明晴学園という、2008年に開校された市立の「ろう学校」に通っていました。
明晴学園は手話と日本語の二言語による「バイリンガルろう教育」を行っており、聞こえる子と同等レベルの学力がつけられる教育指導を行っている特別支援学校です。
ろう者たちから生まれた自然言語「日本手話」で、教育を行っている特別支援学校が東京品川にあります。そこで学ぶ子どもたちを取材しました。https://t.co/WDgHP3c1jJ#教育 #手話 #品川 #明晴学園 pic.twitter.com/dludYbMUHi
— the SOCIAL @日テレ (@thesocial24) November 23, 2019
耳が聞こえない子供がどのようにして言葉を覚えるか調べてみました。
その答えは手話でした。生後からすぐに手話を継続していると、赤ちゃんは4~5ヶ月後には眉やあご、手のひらを動かし、1歳ごろには手話で単語を表し、2歳ごろには手話で簡単な文章を表現するというのです。
赤ちゃんの言葉を覚える能力に驚きを感じました。
宮坂七海選手のアスリートとしての潜在能力は、手話を通して言葉を習得したことで、さらにグレードアップしたのだろうと推察しました。
宮坂七海(クレー射撃)剣道との出会い
宮坂七海選手は小学校5年生の時に剣道を始めました。
宮坂七海選手の画像①
父親が剣道の経験者で、父親に影響され東京都大田区の東競武道館に通い始めました。
父親は「一つのことに集中することの大切さを、娘にも伝えたかった」と語っています。
このことが、その後宮坂七海選手をアスリート人生に導くことになったのですが、父親の思いが娘に届いた瞬間だったのだと思います。
宮坂七海選手は剣道を始めてたくさんの「耳が聞こえる」仲間と出会いました。
剣道の指導にあたった豊村東盛氏(=範士八段)は当時の宮坂七海選手について、「こちらのそぶりを見て、何をすべきか察する集中力があった」と語っています。
「ろう者」の多くがそうであるように、宮坂七海選手も眼から情報を得る能力がずば抜けて優れているのです。
宮坂七海選手は剣道の稽古を重ねるうちに、相手の動きや気持ちがわかるようになっていました。同時に、相手に対する感謝の気持ちを待つようになりました。
剣道と出会ったことで宮坂七海選手の人生は大きく変わったのだと思います。父親の勧め、良き指導者との出会い、そして何よりも宮坂七海選手の前向きな姿勢に敬意を表したいと思います。
続いては、宮坂七海選手の高校・大学での成績と炎の体育会TVについて調べてみました。
宮坂七海(クレー射撃)の高校・大学での成績は?
宮坂七海選手は中学を卒業し豊村氏の勧めもあり、普通高校の日体荏原高校に進み剣道部に所属しました。
日体荏原高校の指導方針は「決して特別扱いはしない」ということでした。
宮坂七海選手はタブレット端末や音声変換アプリを活用していました。
友達とのコミュニケーションは、初めは筆談で行っていましたが、徐々に友達が手話を覚えてくれスムーズに会話ができるようになりました。
宮坂七海選手の画像②
宮坂七海選手は2年生の時、東京都高等学校春季剣道大会で優勝し、日本都道府県対抗女子剣道優勝大会に出場しました。
宮坂七海選手の画像③
当時のことを宮坂七海選手は「もちろん稽古や試合で苦しい時もあるが、そういう時こそ支えてくれた方々への感謝の気持ちを思い出す」と語っています。
当然のことながら稽古は苦しい時もあったと思います。しかし、宮坂七海選手にはそれを乗り越えるアスリートとしての前向きなパワーがあるのだと思います。
宮坂七海選手は高校を卒業して、日本体育大学へ進み剣道部に入部し稽古に励みました。
そして2017年からは、オリンピック・パラリンピック出場を目指してクレー射撃競技を始めました。
パラアスリートとして日本体育大学と日本財団から支援を受け、日々練習に明け暮れる毎日を過ごしています。
「ろう者」として、そして剣道を通して鍛えた集中力で驚異的なスピードで腕を上げオリンピック・パラリンピック出場を目指しています。
2019年に行われたJOCジュニアオリンピックカップのクレー射撃トラップ種目で見事優勝しました。
全力応援!!【ろう者剣士東京2020へ】
現役のろう者剣士(日体大)にして、クレー射撃で東京オリ・パラ出場を目指している宮坂七海さんが、JOCジュニアオリンピックカップで優勝なさいました。
インタビュー記事は以下からhttps://t.co/erUXoKhLoc#剣道 #kendo pic.twitter.com/bnKuBwj3H5
— 【公式】KENDO PARK (@kendopark07) August 18, 2019
宮坂七海(クレー射撃)が炎の体育会TVに出演!
炎の体育会TVでヒロミさん・加藤浩二さんと対戦した動画がありました。
2/8(土)よる7:00〜
ヒロミ&加藤浩次が本気クレー射撃決戦‼️vsハンデ乗り越え日本一
耳が聞こえない…天才美女王者#ヒロミ #加藤浩次 #クレー射撃 pic.twitter.com/jrCNbTPKjg— TBS炎の体育会TV (@taiikukaitv) February 6, 2020
悔しそうな宮坂七海選手の表情が強く印象に残りました。
宮坂七海(クレー射撃)wiki経歴出身地は?大学や高校時代成績も調査!まとめ
宮坂七海選手はクレー射撃を始めてわずか2年でジュニアオリンピック優勝を果たしました。
その驚異的な集中力で東京オリンピック・パラリンピック日本代表の座を勝ち取ってほしいと思います。
活躍を期待しております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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